皆様もお感じのことと思いますが、個人経営の商店の減少、マンション世帯数の増加、超高齢少子化など様々な要因の結果、地域コミュニティよりもプライベート重視、近隣住民同士のふれあいが極端に少なくなっています。
インターネットも急速に普及し、生活スタイルや犯罪も多様化し「むかし」のようには生活ができなくなっていることも仕方のないこと、当然のことだと思われます。
ただ、大切なものは無くしてはいけない、地域を思う気持ちは大切にしていきたいと私たちは思うのです。
御神輿を重そうに担ぐ子、きょろきょろと不思議そうに山車を引く子、その様子を楽しそうに、時には心配そうに見守る保護者の方々、自宅のベランダからその様子を見て笑顔になってくださる方々。
その風景が、皆様にとってかけがえのないものとなっていくことも、「年に一度の当たり前」になっていくことも、大変だった記憶になっていくことも、私たちにとっての希望、喜びであります。
年に一度だけ、年に一度だからこそ、私たち富ヶ谷親和会の神酒所を中心に、近隣の皆様が集う機会をしっかりとつくり継続していきたいと思っております。
富ヶ谷親和会 一同